節水型になっていないならトイレ交換時期かも

最新の節水型トイレは、4~6リットル程度で十分な洗浄が可能です。と、聞いてもピンとこないと思います。1980年代のロータンク式大便器は1回13リットル程度の水を使用しているのです。つまり、現在市場に出回っている節水型トイレと比較すると2分の1以上の節水、節約が可能ということです。

近年、長期優良型住宅を推奨されていますが、住宅設備については例外と考えています。住宅設備というのは、トイレをはじめ風呂や洗面台、キッチン等です。これらは次から次へと技術開発が進み、先に述べた1980年代のトイレと現在のトイレを比較してみるとよくわかると思います。もちろん見た目的に美しく先進的なデザインへと進化していきこちらに目がいきがちですが、住宅設備の交換を検討する際は、ランニングコストとイニシャルコストの両面から検討することが重要な要素のひとつです。

長年使用し続けた住宅設備は、5~10年程度でお手入れが必要な時期に突入します。適切なお手入れが施されていないと、マンションの場合などは下階の住宅へ漏水をさせてしまい高額な請求や人間関係にも影響してきます。このように住宅設備は毎日大切な家族が使用するものだからこそ、日々のメンテナンス、交換時期を気にかけてあげる必要があります。住宅のリフォームを検討する際はトイレ交換を第一に検討するのも良いでしょう。

トイレ交換の際は、施工業者への相談、打ち合わせを行い、どこまでリフォームするのかを検討します。トイレ本体だけを交換するのか?伴って床材や壁紙、配管などの交換も行うのか?各住宅によってリフォームできる箇所や申請なども必要となってきますので、事前に業者に確認を行うと良いでしょう。ぜひ、この機会にお宅のトイレは現代に見合った節水型になっているか?漏水の危険性はないか?トイレ交換について、家族と話合ってみてくださいね。

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